UNIX 系 OS との出会い
ぼくの UNIX 系 OS との出会いは、かれこれさかのぼること10年・・・。いや、もっと前か。 歳をとったものだ。 🙂
kohaku さん write:
つーか、初めてWindowsを触ったころを思い出す・・・。orz
うーん、確かに。 最初のドキドキワクワク感覚は忘れがたいですよね。ということで、久しぶりこのサイトのメイン趣旨、
主にコンピュータ関連の思いつきや思い出話などを記載している個人のサイトです。
に従い、自分が扱った UNIX 系 OS の遍歴などを書いてみます。
一番最初の UNIX文化との出会いは、go32 の MS-DOS からエクステンドモードにいれてつかう、各種 UNIX ツールだったと思います。 当時はよく分かってなかったけど、MS-DOS から 32bit モードに切り替えて、移植された UNIX 系のコマンドやアプリケーションを使えるようにしたものでした。
ちなみに、普通の MS-DOS の画面はこんなにして使っていました。今で言うエクスプローラにあたる、”ファイラー” というのをメインにエディタを起動して生活する感じです。
それから少したって、PC9801 シリーズにインストールすることができる、 FreeBSD(98) をいれて遊んでました。 X-Window との初めての出会い。xearth とか 無意味に動かしてうれしがっていたり。
これは xearth の Windows版。 壁紙が地球儀になって、少しずつ回るプログラムです。 さすがに、FreeBSD(98) のスクリーンショットはとっていなかった。。
MS-DOS 上がりなので、コマンドを打って何かするのはなんとなく分かっていたので、その辺は困ったことはないのですがやっぱり独特の UNIX 文化は取っつきが悪かったですね。
そして、そこから結構立って 2000年前後に Linux ブームがきて便乗。最初のディストリビューションは Laser5 Linux 。 Vine もいれたことあります。
gnome + Netscape (Mozilla にあらず)が基本でした。
そのあと、Turbo Linux 8、Redhat Linux 9 を経て、Fedora CORE 1 に。これはデスクトップとして1年くらい使っていました。会社で Solaris を扱っていた影響もあります。
この辺までくると、画面もきれいになり GUI もWindows と違和感なく使うことができるようになってきます。
さて、ここまでが目的と手段の逆転の時代。 OS を入れることに自体に楽しみを覚え、トラブルを解消する愉悦にとりつかれる。 ああ、楽しかったなぁ。(笑
今はというとめっきり実用思考になり、
・・・ユーザインターフェースは、MS-DOS 時代に退化?! 🙂
現在は、クライアント的な GUI ソフトウェアを Windows。バッチやバックエンド、あとデータの保存は Linux にするといういいとこ取りの二刀流にすることにしています。
クライアントで使う OS は何を使っても必ずそのうち壊れたり気に入らなくなったりするので、いつ壊れても良い状態に。 Linux 側で標準的なプロトコルでデータの入出力だけをする感じにしています。 たとえば、メールのデータなんかを Linux にいれておいて、imap で接続できるようにしておけば、メーラを気分でいくらでも変えられます。
あとはやっぱり UNIX はバッチ処理が強いですね。動画のエンコードとか連続でかけたり、Web の更新を監視したり、RSS やメールチェックをしたり。遠隔接続に優れモニタいらずというのも便利なところです。
目的と手段。 どちらをとっても UNIX 系の OS は、ハッカー文化も相まってなかなか楽しいものです。 機会があれば、オタノシミください。