インターネットユーザの変化
インターネットを始めたのは、1997 年ころ。 気が付けば 8,9年たっているのですね。 最初は、33,6 Kbps のダイアルアップ接続で、いまでは考えられない従量制の料金で時間の経過を気にしながらやっていた。
インターネットを使う側も構築する側も隙が多いころで、考えられないほど今で言う “セキュリティ” が低かったように思う。
- apache の ディレクトリインデックスが見える
- CGI アクセス権限設定もれ
- サニタイズ損ねによるサイト攻撃
- クロスサイトスクリプティング
- CSRFの脆弱性
- オープンプロキシ・オープンSMTP
- サーバがなぜかシェル解放
等々。
これらの双方の隙がいわゆるインターネットアンダーグラウンド全盛期を呼んだわけだが、時がたち、やるほうもやられるほうも飽きたというか、古くさくてかっこ悪いというか、要はネタ切れ状態に陥り解散とあいなった。(不正アクセス禁止法制定が原因って話もあるけど、本質は違うと思う)
何のメリットもない遊びに “興じる” 不健全な若者が減ったのは喜ぶべきなのかもしれないが、メリットのない遊びに “没頭できる” 人間が減ったのはあるいみ悲しい。