みんな知っているのに知られていない物
マイナーといえばマイナー。 しかしみんな一度くらいは見たことがある ピンボール。
ピンボールは、2つのボタンで操作できる “フリッパー” でボールを落とさないように弾き返すゲームですが、 これに “ルール” があることを知る人は驚くほど少ない。 ピンボールはこのルールを知ると、ただの “ボールを落とさないぞ” ゲームから、非常に奥深い魅力的なゲームに変わっていきます。
ルールを知ると病みつきになるこのピンボールをデジピン(テレビゲームのピンボール)を使った画面で紹介してみます。これは、むか~し発売されたセガサターン、ラストグラディエーターズです。(セガサターンエミュレータ SSF でついに動き出しました!)
これがピンボールの台の図。 下に2本あるのがおなじみボールを弾くフリッパー。 そして、よく見ると台に絵が描いてあって、ランプ状になっている部分が分かります。 実はピンボールというのは、この光っているランプの位置をねらって役を完成させ “点数” を競うゲームです。
ボールで狙う場所はゲームの進行により変わり、役にはその台にフィーチャーされた意味が隠されています。 たとえば映画をモチーフにしたピンボール台では、うまく役を完成させると台のギミックを使って有名なシーンが再現され、高得点が入ったりします。
そして、ほとんどのピンボール台で起きるギミックが “マルチボール” です。 通常時は1個のボールが複数になります。 3ボールマルチがよくあり、台によっては6ボールマルチ、8ボールマルチ、とこれが起きるとほぼパニックです。 そのパニック中に、さらに役を完成させるとジャックポット!!。 通常のプレイでは獲得できない高得点が獲得できます。
マルチボール、ジャックポットとも狙う場所や回数がなかなか難しく設定してあり、かくしてマルチボール and ジャックポットを獲得したときは、ど派手な効果音、ギミックが作動し、なんともいえない快感が。
画面はデジピンでしたが、アナログピンボールをみつけたら是非やってみてください。 とりあえず、ランプが点滅しているところを狙って打つことと、両方のフリッパーを同時に上げない(一番ボールが落ちやすい)ことを守れば、詳しいルールは分からずとも結構楽しめると思います。(詳細ルールは台のどこかに書かれています)
ジャックポットの快感はさておき、機械仕掛けでボールがはじき出されたり、がたがたと台のギミックが動く様はなかなか面白いですヨ。
ダーツの次はピンボールのブレイクが・・・、こないか。。 フリッパーを2人で操作するカップルプレイとか・・・。 2人でジャックポット。(←意味不明