コンテンツマネージメントシステムとしての WordPress
WordPress には「ページ」と呼ばれる、一般的にエントリーと呼ばれる時系列の記事とは別に扱える内容を記述する機能があります。 この機能でつくった内容は簡単にサイト内に配置することができ、WordPress の優れた編集機能をつかって一般的ないわゆるホームページをつくることも可能です。
ブログシステム WordPress 用のプラグインの作成を行うプロジェクトのページです。
ここも、WordPress のページ機能をつかってつくられています。 これをつくっているときに、コンテンツマネージメントシステムとしての WordPress はどうなんだろうか、ということを考えてみました。
結論を先に言うと、
エンターテイメント色の強いコンテンツを特定メンバでつくるのならかなり良い
という感想を持ちました。
- 元がブログシステムだけにすぐれたかっこいい(かわいい)テーマが多く存在し、手軽にそういったサイトデザインにできる
- エンターテイメント色が強い数々のプラグインを使うことができる
というのが理由です。 逆にコンテンツマネージシステムとしてみたときの弱点は、
- ページが階層構造でしかもてない
- ページ配置機能の大部分がテーマに依存する
- 「不特定多数」のマルチユーザ編集の考慮が CMS ほどない
とはいえ、「特定多数」で使う分には工夫次第でなんとかなる部分でもあります。 ちょっとおしゃれなサイトをつくってみたいときに、WordPress は CMS としても強力です。
ちなみに、こういったあまりブログ的ではないそれほど更新のかからないサイトには WP-Cache をいれるとリソース軽減的に良いですね。 おためしください。 🙂