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2005/6/3 Friday 投稿時の月齢:25.7  月名:二十六夜  潮汐:若潮 Moon:25.7[二十六夜]今日の心技体 : 好調期低調期好調期

動画遊びは時間がかかる – エンコード編 – このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 0:56

環境も整ったというわけで、動画の mpeg4 エンコードをいろいろやってみる。流しておいた、実験バッチエンコードが終わりました。

この最終的な目標は、RD-H1 で、古いアナログビデオカメラで撮影した動画を MPEG2 エンコードし、MPEG4 で小さくしてインターネット経由で全国に点在している友達に送ること・・・。 というわけで、極力ファイル容量は小さく、かつ見れる動画を作ることになります。

RD-H1 で SPモードで撮った動画は、

4,926Kbps 720×480 29.97 fps MPEG2

になります。 でもって、配布につかう変換先は

  • MPEG4 Codec には、経験的に再生トラブルが少ない XviD を
  • アスペクト比率は、 4:3。 分からない人が再生して、馬面、ブタ面になってもいやなので、解像度自体を 4:3 比率にする。 640×480 がいいかな。
  • インターネット経由で転送できる容量

ということにします。 1分 / 10Mbyte くらいなら許せる容量でしょうか。 容量に制限があるので、ビットレートを 1,200Kbps と 1,600Kbps に決めて、それぞれでエンコードしてみました。 QVGA でも 740Kbps くらい使っている人が多いので、4倍ある VGA では明らかに足りないですが果たして。

まずはテストサンプルに使わせてもらった 元 mpeg 2 – 4,926Kbps からひとこま。 (ここでは便宜的に QVGA にリサイズ表示しています)

MPEG2 - 5M

続いて、上から 1,200Kbps、1,600Kbps の XviD エンコード。

XviD - 1200Kbps

XviD - 1600Kbps

この場面はカメラワークが激しく一番ブロックがでているところです。さすがに、1,200Kbps だとかなり厳しい。 1,600Kbps でもブロックが目立ちます。

動画なので見れないこともないのですが、もう少し研究。 同じビットレートで 2pass エンコードを適応してみる。

上から、1,200Kbps – 2pass と、1,600Kbps – 2pass。

XviD - 1200Kbps - 2pass

XviD - 1600kbps - 2pass

おお、相当よくなりました。 静止画だと分からないですが、1600Kbps ならほとんどの動きで許容範囲です。 しかーし、2pass にするとエンコード時間は 2倍どころか 3倍に。 orz 30分エンコードするのに、1時間30分かかりました。

ちなみに、動きの少ない場面では 1,200Kbps 1pass エンコードでも、

 XviD - 1200Kbps - 1pass

と全然綺麗です。

少し悩み、安定している Xvid 640×480 1,600Kbps 2pass エンコードを使うことに決定。  エンコードはサーバで流しておけば時間も気にならないし。容量は、音声込み 30分で 380MByte。 目標オーバーですが、CDR につめるといったことでもないので、まあいいでしょう。

いやいや、前にも言いましたが動画のエンコードの実験は時間がかかる。。1つパラメータ間違っただけでも 1時間飛ぶので大変です。 携帯動画変換君 を作っている方など、並ならぬ苦労でしょう。

今回は、ffmpeg の使い方と動画の仕組みも少し分かって収穫でした。

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