BitTorrent – P2P
BitTorrent という P2P 技術を使ったソフトウェアがあります。
ファイルの配布を目的としたソフトウェアですが、サーバがクライアントにファイルのダウンロードをさせるにあたり P2P技術を使います。
ファイルの配布元(サーバ)は、ファイルの断片をクライアント(ピア)に渡します。 ピアからの要求ファイル断片部分が既に”他の”ピアに渡っている場合は、通信をそちらにリダイレクトし、ピア同士で持っていないファイルの断片を交換を開始します。
このようにすることにより、サーバの回線の負荷を減らし、またピアで空いている登り帯域を有効利用しダウンロードを早くすることができる・・・、というソフトウェアです。
よくあるファイル”共有” の P2Pネットワークは、目的が”共有”にあるわけですが、BitTorrentはファイルのダウンロードに対してのみ P2P を適当したという意味で、なかなか考えられたソフトです。
最近では、Mozilla や、Fedora CORE Linux のイメージファイルなどのダウンロードに使われています。
BitTorrentの実装の一つ、BitComet クライアントのスクリーンショットです。 なにを落としているかというと・・・
地球全体から道路1本まで眺められるNASA製3D地球儀ソフト「NASA World Wind」
が、なにか面白そうだったのでダウンロード中!。