hiromasa.zone : o)

2005/8/31 Wednesday 投稿時の月齢:26.7  月名:二十七日月  潮汐:中潮 Moon:26.7[二十七日月]今日の心技体 : 低調前不安定期好調期好調前不安定期

WordPress プラグイン日本語化 Tips その2 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 21:02

hucha on blog さん にトラックバックさせて頂いています。(はじめまして!!)

先日、WordPress プラグイン日本語化 Tips というエントリを書きました。コードの中のハードコーディングされているメッセージの gettext 関数化の小話(?)がメインでしたが、実はその続きが書けないでいました。 なぜならば、、poEdit のちゃんとした使い方を知らなかった、、という驚異の事実。 🙂

その、poEdit の詳しい解説が hucha on blog さんにありました。

poEditの使い方メモ@hucha on blog さん

WordPress 1.5は国際化対応のためにソースコード内の各国語に翻訳すべき文字列をmoファイルへ外出ししています。そのmoファイル(の元になるpoファイル)を、私も編集したくてpoEditを使ってみたんですけど、このソフト、UIにクセがあってちょっとわかりにくくないですか? 

 というわけで、poEditの使い方をメモしておきます。

特に、

続いて、[Catalog]-[ソースから更新]を実行します。これにより、ソースファイルから翻訳対象の文字列の一覧が読み込まれ、既存の一覧にマージされます。

の、ソースからリソースを抽出する部分に大注目。 ぼく、これ知りませんでした。 orz 何を隠そういちいち ソースを grep して Perl で整形して苦労して .po 作っていました。。

解説の通り操作してみたところ、フルオートで抽出してくれるではありませんか!

分かりやすい説明、大感謝です。

どうもありがとうございました。

OpenOffice 2.0 ベータ2 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 19:59

フリーのオフィススイート “OpenOffice 2.0” のベータ2 がでました。 🙂

Microsoft Office でいいじゃん、という向きもあるかと思いますが、ぼくの注目は、”OpenOffice Base 2.0″。 2.0 から仲間入りしているデータベースです。 Microsoft Accsess の対抗馬(?) ですね。

Microsoft Access を使ったことがある方はあまりいないかもしれないのですが、なにげに侮れません。 200万レコード、リレーションはりまくり、サブクエリばりばりの処理も半日くらい(!!)したらちゃんと戻ってきます。 Microfot Jet エンジン恐るべし。

Access にそんなことやらせるなって話ですが、データの検証用としては GUI でクエリをぽこぽこ組めるのでなかなか便利です。 そもそもやろうとしている検索方法があっているのか分からない場合(DB が複雑だとありがち…)に、直接 SQL を書くと非効率で不要なトラブルを引き起こすので、まずは Access で検証してみるわけです。

で、まぁそんな話はおいておいて、、OpenOffice Base も GUI でクエリを組んだり、フォームをつくってデータベースにデータを登録したりできるソフトウェアです。 JDBC にも対応していますので、内蔵の SQLiteHSQLDB エンジン以外のデータベースを対象としてこれらの操作を発行することが出来ます。

ということで、OpenOffice Base を MySQL につないでみました。 スクリーンショットは、WP のテーブルでリレーションをはったの図です。

OpenOffice Base

ベータ 1 はかなり不安定で、再現性の分からない落ち方をよくしていましたが ベータ 2 はなかなか安定しています。(何度かクラッシュはしています)

実は、Base が MySQL 用のデータ登録フロントエンドにならないかな、、と以前からたくらんでいてその実験をしています。 さすがに、何かしらのデータベースつくるたびに Web インターフェースをつくる気力もないので、フォーム書いてぺぺぺと入力したいという願望です。 もちろん、Access + MySQL ODBC で安定って話もありますが、そこはそこお遊びも兼ねているので、、 🙂

なんだか接続種類をみると LDAP とか 各種メーラのアドレス帳とかにもつながるようで、使い方によってはいろいろ面白いことが出来そうです。

最後にメモ代わりに、Base 2 MySQL の設定方法を書いておきます。

1. OpenOffice -> ツール -> オプション -> OpenOffice.org -> Java から、MySQL JDBC ドライバの jar ファイルにクラスパスをはる。

OpenOffice

OpenOffice Base

2. データベースウィザードで、データソースの URL と JDBC ドライバクラスを入力する。(手動)

OpenOffice

データソースの URL : mysql://IPアドレス等:3306/データベース名
JDBC ドライバクラス : com.mysql.jdbc.Driver

3. ユーザ名と “Password required” を指定する。

OpenOffice

以上でつながると思います。

2005/8/30 Tuesday 投稿時の月齢:25.3  月名:二十六夜  潮汐:若潮 Moon:25.3[二十六夜]今日の心技体 : 低調前不安定期好調期低調期

インターネット文化のメディア進出 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 9:24

最近、日本インターネット文化(?) のメディアへの進出をよく目にします。 電車男効果なのか、それとも時代の流れで購買層にそういう人が増えたのか、単純に面白かったのか、、まぁ理由はよく分かりません。

その日本インターネット文化の重要なファクターのひとつ、顔文字、アスキーアート。 海外のメーリングリストからちょっと笑えるアーカイブを紹介。

[Uim] New version of romaja.scm

>
> >BTW, orz is major facemark in Norway?
> > 
> >
> No, but it’s pretty popular on 2ch… 😀

No one would anticipate to hear the word ‘2ch’ from you. You know too
much about Japanese internet culture!

最後のメッセージは日本の方のものですが、 orz を使っているのは海外の方。 orz は見事海外進出を果たしていたようです。 🙂

ちなみに、「BTW」は「by the way」の略。 ところでとか、ちなみに、、とかって意味ですよね..たしか。。 あ~~ちゃんと英語が読めれば読む Web 、10倍くらいに増えるのになぁ、と、たまに凹みます。

さて、次期 Windows で標準フォントが変更になるようですが、アスキーアートがどのように変化するのか興味津々なところです。

font-family: “MS Pゴシック”,sans-serif;

とりあえず当面はこれでしのぐ作戦に出るに、1000ガバス。

2005/8/29 Monday 投稿時の月齢:24.9  月名:二十五日月  潮汐:長潮 Moon:24.9[二十五日月]今日の心技体 : 低調前不安定期好調期低調期

あれもこれも・・・ このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 23:59

やばい、面白そうなソフトがありすぎて追いつきません。 🙂

話題の Rauru Blog さん WordPress MU 試験サイト

WordPress の MutiUser 版。 本家からブランチしていたのですね、、知りませんでした。 Build in WP 1.6 Technology で、管理画面の新しいユーザインターフェスが楽しめます。

ブラウザ上でドラッグアンドドロップでメニューの移動が出来たり、WYSIWYG で文章が打てたり面白いです。 いやー、こんなことなら JavaScript ちゃんとやっておけば良かった・・・。 😛

マルチユーザ対応も面白そうなので、後日ソースを見てみよう・・・。 

Java ベースのブログシステム Pebble

いや全然乗り換える気とかはないのですが、Java で実装された “楽しげな”  Webアプリケーションってなかなか少ないので、研究がてら遊んでみようかと。 DB は使っていないのかな。 SQLite かなぁ。(全然見ていない・・・

サーブレット動くレンタルサーバってほとんどないので、実運用できるのは、自宅サーバをつくっている人か、専用サーバ使っている人になりますね。 うちのサーバ tomcat いれてないので、久しぶりに myjavaserver (旧 mycgiserver ・・・懐かしい) のアカウントでもとろうか・・・。

全然関係ないですが、無料系の海外レンタルサーバの、ProHosting ってまだあるんですね。 Hypermart とか VirtualAvenue とかも懐かしい・・・。 みんなここでアレなことしてましたよねぇ。 🙂

Trac Integrated SCM & Project Management

WP プロジェクトでも使っている、プロジェクト管理システム。

シンプルでいい感じですね。 この手のは使っているうちにできちゃったみたいなシステムのほうが実効的で好きです。 汎用的にいろいろな検討の上できたプロジェクト管理システムほど、融通が利かない物はない・・・。

日本語リソースもあるようなので、こちらも後日試してみよう・・・。

以上、気になりメモでした。

2005/8/28 Sunday 投稿時の月齢:23.5  月名:真夜中の月  潮汐:小潮 Moon:23.5[真夜中の月]今日の心技体 : 好調期好調期低調期

WordPress プラグイン日本語化 Tips このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 15:39

英語版の WordPress プラグインを日本語化する際のちょっとした小話(?)、小技エントリです。

日本語化には2つあって、ひとつはマルチバイト文字で動作させると不具合が出る場合のプログラムの修正。 もうひとつは、管理画面等のメッセージの日本語化です。 ここでは、後者のメッセージの日本語化について書きます。

WordPress では、gettext による言語カタログがサポートされており、メッセージの国際化が簡単にできるようになっています。

このようなソフトウェアの国際化のことを、

I18n

I18nはinternationalizationを省略した記述法。ジャーゴン。
あいいちはちえぬ、インターナショナリゼーション、国際化と読む。
internationalizationの意味は国際化。転じてオープンソースのプログラムでは多言語・多国語対応の意味。
 例: 今回のバージョンからi18nに対応しました。
i18nの18は、internationalizationの先頭のiと語尾のnの間に”nternationalizatio”の18文字があることに帰因する。18ヶ国語に対応しているわけではない。

といいます。

・・・そうなんです、昨日リリースした、WP-Cache 日本語パッチの

wp-cache_l18n-1.0.zip

ファイル名をよーくみると・・・。 i (アイ)じゃなくて、、l (エル)にしちゃいました。 わはは、間違えました。 という懺悔のエントリ・・・。 実は、l10n (地域化 – localization)という別な言葉もあってそれとまぜこぜになった次第です。 ごめんなさい。。(ちなみに、ファイル名だけなので動作には問題はないです)

たぶん、言語ファイル取り替えれば 他言語にも対応できるので、i18n でいいと思うのですが、もしかしたら、l10n なのかな・・・。 詳しい方教えてください。 🙂

懺悔としまして(?) WP プラグインの i18n 化の方法を紹介します。

詳しいやり方は、

WordPress Japan – プラグインを日本語で

イキナリでは少し難しいとは思いますが、ここでは日本の WordPress ユーザーも多く利用されている wp-amazon を例にとって簡単に解説させていただきます。

に otsukare さんが書かれています。 非常に分かりやすく、ぼくもこちらを参考にやっています。

このエントリには、ちょっとした小技を書きたいと思います。

■ load_plugin_textdomain($domain) の小技

WP のプラグインは wp-content/plugin/ ディレクトリの下に格納することになっています。 前にも書きましたが、実はこのディレクトリの直下に .php を配置せずにさらにディレクトリ内に .php をいれても WP はちゃんとプラグインを認識してくれます。

特に言語ファイルで多国語化すると多くのファイルが出来ため、ディレクトリにプラグインファイルを格納できると便利なのですが、言語ファイルを読み込ませる load_plugin_textdomain 関数に不具合があって、ディレクトリにプラグインを格納すると言語ファイルをうまく読んでくれません。(wp-content/plugins/ 直下しか検索にいってくれない)

この問題は、

load_plugin_textdomain() should accept variable paths

Currently, the load_plugin_textdomain() function is hardcoded to look under [ABSPATH . “wp-content/plugins/”] for a plugin’s translation file. It should take an optional argument specifying the location of this file, such as wp-content/plugins/plugin-name/translations/ and so on.

ということで、WP 1.6 系では修正されるようです。 で、今のことろ回避策として load_plugin_textdomain することろを次のように書くと回避できます。

  1.  $domain_name  = 'ドメイン名';
  2.  $locale_name  = get_locale();
  3.  $mofile_name  = dirname(__FILE__);
  4.  $mofile_name .= "/$domain_name-$locale_name.mo";
  5.  load_textdomain("$domain_name", $mofile_name);

■メッセージの __ 関数 _e 関数 でのくくりだし Tips

プラグインの日本語化の基本は、元プラグインのハードコードされているメッセージを見つけて、__ 関数や _e 関数でくくり、その ID を言語ファイルに対応させ日本語に変換して出力します。

たとえば、

  1.  echo "Hello,I'm hiromasa.How are you."

であれば、

  1.  echo __("Hello,I'm hiromasa.How are you." ,"ドメイン");

として、.po 言語ファイルで

  1.  msgid "Hello,I'm hiromasa.How are you."
  2.  msgstr "こんにちは。 ぼくはひろまさだよ。元気?"

とかって指定するわけです。 で、ちょっと困るのが次のようになっている場合。

  1.  $name = "hiromasa";
  2.  echo "Hello, I'm $name. How are you.";

変数がメッセージに入っているときです。 これを単純に、

  1.  echo __("Hello, I'm $name. How are you.", "ドメイン名");

としてしまうと、先に $name が PHP によって “hiromasa” に展開されてしまうため言語ファイル側で

  1.  msgid "Hello, I'm $name. How are you. "
  2.  msgstr "こんにちは。私は $name です。ご機嫌いかがですか。"

としても、うまく検索にあたってくれず日本語が出力されません。(”Hello, I’m hiromasa. How are you” という ID で言語ファイルを検索してしまう)

  1.  echo __("Hello, I'm") . $name . __(". How are you.");

なんてしても良いですが、メッセージファイルとしていまいちですし、ちょっと面倒なので次のようにするといいでしょう。

PHP の sprintf  という関数を使って変数を 固定文字の %s としてくくり出し、msgid も %s を使って登録します。

  1.  $name = "hiromasa";
  2.  echo
  3.   sprintf(
  4.    __("Hello, I'm %s. How are you. ", "ドメイン"),
  5.    $name
  6.   );
  1.  msgid "Hello, I'm %s. How are you."
  2.  msgstr "こんにちは。私は %s です。ご機嫌いかがですか。"

なにか数学やっているみたいですね。 🙂

このようにすると、メッセージID を固定の %s という文字で登録できるので不具合が出ませんし、メッセージも分かりやすくプログラムの書き換えが簡単です。

以上、簡単ながら小技紹介でした。 ご参考になれば幸いです。 😛

2005/8/27 Saturday 投稿時の月齢:22.6  月名:弓張月(下弦)  潮汐:小潮 Moon:22.6[弓張月(下弦)]今日の心技体 : 好調期好調期低調期

WP-Cache 日本語版 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 16:51

WP-Cache の管理画面を日本語化するパッチと言語ファイルを作成しました。 よければご利用下さい。

WP-Cache は、WordPress 1.6 系で標準組み込みされるようなので、それまでのつなぎローカライズバージョンです。 🙂

【2006/05/28追記】 wp-cache 2.0.17 用にパッチを取り直しました。

■ WP-Cache について

■ファイルとインストール

差分ファイルとなっていますので別途 オリジナルの WP-Cache をインストール後、差分適応をしてください。 バージョンは、2.0.17 専用です。

[ダウンロード]

wp-cache_2.0.17.l18n-1.0.zip

インストール方法は、アーカイブに README_l10n.txt として同梱しました。 こちらにも一応簡単に書きますと、

  • オリジナルの WP-Cache をインストールし正常動作させる。 
  • アーカイブに含まれる wp-cache_l18n-1.0.php を wp-cache.php にリネーム後、サーバ上のオリジナルの wp-cache.php に上書きする。
  • ロケール名にあった *.mo ファイルを wp-content/plugins/wp-cache ディレクトリにアップロードする

で管理画面が日本語化されると思います。

■画面イメージ

wp-cache スクリーンショット

■その他

動作不具合や誤訳等ありましたら、トラックバック、コメント等いただければできるだけ対応いたします。

バージョン追従には限界がありますので、もし追いついていないようでしたら 、ご自身で同梱の diff ファイルを参考にパッチしていただければ対応できるかもしれません。 🙂

■ライセンスと謝辞

ライセンスは、オリジナル WP-Cache 及び WordPress に従い GPL です。

非常に有益なプラグインをつくられた WP-Cache 作者 gallir さんに感謝します。

2005/8/26 Friday 投稿時の月齢:21.9  月名:二十二日月  潮汐:小潮 Moon:21.9[二十二日月]今日の心技体 : 好調期好調期低調期

WP-Cache を使って WordPress の表示を速くする このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 23:59

みなさんに注目していただきました、”PHP の出力をキャッシュする” エントリー。

Ricardo Galli, de software libre > WP-Cache 2.0

MT の静的再構築と WP の動的構築の折衷案的な考え方で、サイトの変更にあわせて不整合が出ないようにキャッシュ管理してくれます。 キャッシュ内の一部分を動的にするといったこともできますので、ほとんどの方に適応できるのではないでしょうか。

極度の遅さを誇った(?) hiromasa.zone で書いたため、一大 WP-Cache プロモーションになったようです。(笑

若干動作が難しいプラグインなのでこのエントリで WP-Cache メモを書いてみます。

■何ができるか

  • WordPress で生成するページをファイルキャッシュしページの表示速度を速くする。
  • キャッシュヒット時にコンテンツをファイルから出力するため、特にMySQL からのデータ取得に時間がかかりページの表示が遅いときに有効。
  • キャッシュしないページや、キャッシュページの中に動的コンテンツをうめこむ指定も可能。 

■動作

  • キャッシュは URL 単位に、(誰かがした)ページアクセス時に作成され、それが指定時間内、次にアクセスした人に対して返される。
  • キャッシュはページの変更に応じて適切に管理される。 エントリ投稿時やコメントトラックバック受信時にはキャッシュはいったん破棄され表示に不整合が出ないようになっている。
  • キャッシュ動作は WP のなによりも速く実行され、キャッシュヒット時はその後に予定されていた WP の動作はしないで終了する。

■インストール方法

  • wp-contents/plugins ディレクトリに wp-cache ディレクトリごと展開する。
  • wp-contents/ ディレクトリに書き込み属性をつける。
  • wp-config.php ファイルに書き込み属性をつける。
  • WordPress 管理画面のプラグイン一覧から WP-Cache を”有効化” する。
  • WordPress 管理画面 -> 設定 -> WP-Cache の “ Main options” 、”Enable It” ボタンを押下し動作を開始させる。

■PHP が SAFE MODE に入っている場合のインストール補足

PHP の設定が SAFE MODE ON の場合(XREA等)、

Warning: fopen() [function.fopen]: SAFE MODE Restriction in effect. The script whose uid is 10358 is not allowed to access cache-phase2.php on line 79

動作開始後、上記エラーがでます。 これは、WP-Cache が 自動生成する wp-content/cache ディレクトリの所有者が PHP 動作ユーザとなり、スクリプト所有者と食い違うため SAFE MODE のセキュリティに引っかかるためです。

次の操作で wp-content/cache ディレクトリを自分の物とすれば正常に動作するようになります。

  • FTP クライアントで wp-content/cache をいったん削除する。
  • FTP クライアントで wp-content/cache を手動で作成する。
  • wp-content/cache に書き込み属性をつける。

# kohaku さん、yutaka さん、情報ありがとうございました。 🙂

■動作確認

  • ブラウザからサイトを表示させ、出力された HTML ソースの一番下に「<!– Dynamic Page Served (once) in 0.746 seconds –>」が挿入されていれば、そのページはキャッシュに格納されている。
  • ブラウザからサイトを表示させ、出力された HTML ソースの一番下に「<!– Cached page served by WP-Cache –>」が挿入されていれば、そのページはキャッシュから出力されたページ。
  • WP-Cache 管理画面一番下 “Cache contents” の “List Files” にキャッシュされたページ一覧が表示される。

■設定

  • Expire time (in seconds)  : キャッシュファイルの有効期限。 最初のアクセスから指定の時間キャッシュとして出力され、その後ファイルが破棄され、またアクセスがあればキャッシュが作成される。 初期値「3600」秒。 アクセス数にもよるが「36000」秒くらいでも良さそう。
  • Rejected URIs : キャッシュされたくないページに含まれる URL 文字。初期値は「wp-」で WordPress のシステム系ファイルを拒否。
  • Accepted files : Rejected URIs の条件の中で、特別にキャッシュしたいファイル名。
  • Rejected UA strings : キャッシュが存在してもキャッシュを出力しない、ユーザーエージェント。アクセスによってキャッシュを作成させないユーザーエージェントの指定。(検索エンジンの UA を指定する)

■注意点

キャッシュにヒットすると、要は前回アクセスした人と全く同じ画面(HTML) を テーマのPHP や MySQL を使わずに出力します。 人によってページの出力を変更しているページがキャッシュされると不具合がでますので注意が必要です。考えられる項目を羅列してみました。

  • PHP のプログラムを include して動かすようなアクセスカウンタはアクセスログを記録しなくなる。(このような場合は “ parts of the page stay dynamic ” 機能をつかってその部分を動的にしてください) img を使う物や JavaScript を使う物は問題ないです。
  • ユーザの検索語をハイライトするようなプラグインでは、キャッシュヒット時にハイライトしたものが次の人にそのまま表示されてしまう。
  • 入力フォームをもつページで、アクセス時間をキーにして投稿パラメータを作成しているような物がキャッシュされた場合、時刻のパラメータが引き続く。 連続投稿を防ぐようなコメントフォームで不具合がでるかもしれない。

基本的に問題はないと思いますが、インストール後は念のためいくつか試験をしてみて、不具合がないかどうか検証してみてください。 🙂

また、ソースを全部読んでいないので説明には間違いがあるかもしれません。 何かありましたらご指摘下さい。

9月3日追記。

TSJ付゛録゛II さん、「 【WordPress ME】「WP-Cache」プラグインなるものを入れてみた」で、このエントリで書かれている以外のWP-Cache の副作用が書かれています。 大変参考になりますので、ご一読お勧めします。

2005/8/25 Thursday 投稿時の月齢:20.9  月名:二十日余の月  潮汐:中潮 Moon:20.9[二十日余の月]今日の心技体 : 好調期好調期低調期

脱力するとき このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 23:59

今月2回目の失敗。

夜に米をといで、ジャーに入れて、朝のために炊飯タイマーセット!

・・・。

深夜に謎の電子音が鳴り響く。

ソーラーソードーソーラーソー、うん、
ラーラーソーラー ソファミレミードー
ソーラーソードーソーラーソー、うん、
ラーラーソーラー ソファミレドーー

・・・。

ごはんがホカホカに炊きあがったようです。

タイマーセット忘れ。orz

深夜にこの音を聞くとかなり脱力します。 やけくそになって、生活感の溢れるエントリを起こしてみました。。

2005/8/24 Wednesday 投稿時の月齢:19.9  月名:更待月  潮汐:中潮 Moon:19.9[更待月]今日の心技体 : 好調期好調期低調期

帝王の教室 このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 23:59

小学生時代の担任の先生のことをたまに思い出すことがある。

小学生にとっては先生というのは神様みたいな存在だ。 担任の先生によって、生活すら結構変わるように思う。

地域によって違うのかもしれないが、通っていた学校は 1~2年、3~4年、5~6年と小学校では3人の先生に担任してもらう。 しかし、ぼくはこの学校にいながら、なんと 5人の先生に担当してもらった。

そう、奇数学年時に当たった先生が問題先生で、学年があがるごとに変えられていたのだ。 まぁお母さん達の評判が悪かっただけというかわいそうな先生もいたが、3年生の時にあたった先生は別格だった。

教室内に帝国をつくった。

その先生は、新卒先生。 この学校が社会人初めての職場だ。 ひょろっとした細身の気の弱そうな風貌。 声も自信なさげで、あまり大きくなかった。

言わずもがなクラスに着任するも彼は子供にどう接していいか分からず、教室内は子供の騒ぎで混沌としていた。

彼のとった最初の行動は、従順な生徒をクラスのトップにもっていき風紀を守る係として権力を与え、守らないものを生徒の裁量に任せて裁くというものだった。 子供の考える裁きなんてのはひどいもので、掃除の箱に閉じこめるとか、ホウキや黒板消しでたたくだとか、そりゃもう目も当てられない惨状。 彼はソレを黙ってみていた。

こうして自らの手を汚さず生徒統制がとれた彼は、みなが怯えあがる帝王として教室に君臨し、まぁあるいみカリキュラムだけはうまく消化していた。

しかし、そんなこんなの独裁教室が長く続けば、当然保護者の耳にもはいり、どういうことなんだ、とあえなく新卒先生は1年で別な学校に行ってしまった。

・・・実は何を隠そう、ぼくはこの先生が好きだった。 いや、やっていること自体は嫌いだったのだけど。 ぼくは普通の小学生と違って、先生も人間なんだ、という感覚が強く  “怖い人” だとは思わなかったんだと思う。

この先生はハイテク先生だった。 ぼくが小学校3年生のときなので、20年以上前。 そんなころから、音楽の授業が始まればシンセサイザーを持ち出し打ち込みをした自動演奏で曲を奏で、学期末になれば成績をコンピュータを使って印刷したレーダーチャートにして生徒に渡していた。

ものすご~~いオタク先生だったわけだ。 当時のコンピュータ(マイコンってやつですね)なんて、漢字の出力も出来ないくらい機能が低く、ほぼ100%趣味の世界だ。 それを使って成績管理をしようなんてとてつもなく手間だったことだろう。

一方、小学生のひろまさくんもこのころは既に、電子ブロックとか組み込みマイコンで遊んでいて、レベルは違えど先生のやっていることは分かるわけで、妙な連帯感があった。 先生もそれには気が付いていたようだ。

成績のレーダーチャート渡すためを個別面談されたとき先生はぼくに言った。

これ(レーダチャート)つくっていたら他の先生に何遊んでいるんだ、って怒られた・・・

パソコンもない時代にそんなことしていたら、うまく説明するには相当な努力が必要だ。 ぼくがなんて答えたか覚えていないが、周りに愚痴る人もいなかったと言うことがうかがい知れる。

独裁教室をつくろうとしてやったわけではなく、あまりに人との接し方が分からなく弱さから苦し紛れに策に出た。 オタクという言葉すらなかった時代に彼は早すぎる存在で、救済措置が周りに何もなかったように思う。

1年後他の学校に転勤されてから先生がどうなったかまったくわからないが、学校から帰宅するときに、いつも歩道のハジをとぼとぼと背中を丸めて帰って行く「教室の帝王」の姿は今でも忘れられない。

2005/8/23 Tuesday 投稿時の月齢:18.8  月名:寝待月  潮汐:中潮 Moon:18.8[寝待月]今日の心技体 : 好調期好調期低調期

データベースの収容替えをしました このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加

日記 - ひろまさ @ 22:36

サイトの表示が遅いのでキャッシュの適応等をしていましたが、根本的なところも、ということで MySQL サーバの収容替えをしました。

バージョンも 3系から 4系にあがっています。 データインポートも完了し、現在は新しいサーバと通信しています。 たぶん大丈夫とは思いますが、なにか不具合ありましたら教えてください。 🙂

負荷削減も考えてキャッシュは引き続き、index 系のページは有効にしています。 変化で目に見えるところでは、ブログ個別エントリを開くところが、ピーク時間でも遅くならないハズ・・・。

ほんの 30分で収容替え作業をしてくれたホスティング会社さんに感謝します。(最近、この手のちょっとアットホームな会社すくないですよね 🙂

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