ビデオゲームの変貌
家庭次世代ゲーム機も、徐々に発売スケジュールがきまり(Xbox 360 は既に発売)ビデオゲームも次のステップに移ろうとしています。 簡単に言えば、
- ハイレゾ対応 (16:9 比率 & 解像度アップ)
- 3D 系の現行化
- ネットワーク対応(及びそのインフラの整備)
この3点がニューフューチャとなるでしょう。 3D とネットワークに関しては、現世代ゲーム機でも使うことが出来ますが、この完成系となるのが次世代機となります。 また、CPU のパワーも上がりますので、物理演算がある程度可能になり、オブジェクトの動きが「つくられたそれっぽい動き」から「現実に即したもの」になるかもしれません。(この辺は次次世代で完成されると思う)
これらの要素は当然ビデオゲームの内容も変えていきますが、このエントリでの注目は「ハイレゾ対応 (16:9 比率 & 解像度アップ)」。 簡単に言えば、最近の地デジ出力対応横長テレビを使うと、PCと同じような解像度でゲームの画面を出力することが出来ます。 正直な話、次世代機をいまの 4:3 テレビに映しても”映像に関して”はあんまり感動しないです。(たまに店頭デモを普通のテレビでやっているのみますがあれはかなり損している..) D3 以降の端子をもつテレビで次世代機は真意を発揮します。
さて、解像度はともかく 16:9 という画面比率はゲームそのものも変えます。 出力情報、視線の移動量ともに増えるからです。 アクション性の高いゲームには適切な画面比率がそれぞれあります。 まぁいまはほぼ、4:3 ですが・・・。 でも実はアーケードのゲームをよくやられる方なら分かりますが、いまのゲームは 4:3 と・・・ 3:4 があります。
3:4 とは・・・、縦スクロールシューティングゲーム。
上から敵の攻撃があり、それを避けながら弾を撃ち込むシューティングゲーム。 これらのアーケードゲームは 4:3 のテレビを縦置きにして、 3:4 にしています。 なぜかと言えば簡単な話で、弾の移動量を長くとるためです。 ある程度の長さがないと避けられないため、このように画面比率で対応しているわけです。
これらのゲームが家庭用に移植されるときは、 4:3 で横を削って(黒くして) 3:4 表示をして発売されます。 むかし、テレビを縦置きにしちゃうモードをもつおそろしいゲームもありましたが、、まぁ画面を小さくして対応することがほとんどです。 やっぱり若干迫力がおちます。。 するってーと、
16:9 テレビに映したら、かなりちんまり。。
次世代機ではシューティングの移植もますます少なくなり、ファンにとっては寒い時代となるかも。。
しかし、悲しむことはありません。 思いつきました。
『ダライアス』(DARIUS)は、1986年にタイトーが発売したアーケードゲームで横スクロールのシューティングゲーム。19インチ(もしくは15インチ)モニターを横に3つ連結して表示する専用筐体を採用し、ベンチシートに内蔵されたボディソニックによる重低音、ボリューム調整可能なヘッドホン端子の装備と相まって、迫力あるゲームが楽しめる。
モニタを横に3つつなげた、アーケードゲームダライアス。 ついにこのゲームの時代です。 TAITO さん、16:9 で再来お待ちしております。 🙂
以上、ネタまじりでしたが、、、XBox 360 でPCシューティング往年の名作。 シルフィードも再来する模様。
スクウェア・エニックス、Xbox 360用新作シューティング、タイトルを「プロジェクト シルフィード」に決定
ベースとなるシューティング部分についてはまだ詳細な情報が出ていないが、「ゲーム性で定評のあったシューティングパートに加え……」といった表記があり、過去のシリーズ作品を踏襲したものになりそうだ。グラフィックスについては、「Xbox 360の性能を生かした、『巨大感』、『物量感』、『爽快感』を実現する」という。
3D シューティングはシネスコサイズでやると楽しそうです。 はやくでないかな。 😛