ヘッドフォンでよみがえる思い出
ヨドバシのポイントがいつのまにか 12,000 円たまっていていたので買い物を。 何を買おうかいろいろ迷って・・・、今使っているヘッドフォーンがやばいことになっていたのでモニタヘッドフォンを購入。 あと、PHP の本が欲しかったのでこちらも買ってみました。
普通のヘッドフォーンは音を作って心地よく聞かせるようになっていますが、モニタヘッドフォーンというのは原音に忠実に再生することを目的としています。 レコーディングとかに使うやつですね。
買ったヘッドフォーンは廉価版なので、ある程度つくられた音しますが素人にはこれくらいが派手でいいかも。 聞き疲れしない音と、なかなかの装着感で良いものです。 このヘッドフォーンはロングセラーらしい。
さて、AV 機器を変えると聞き比べしたくなりませんか? ポップス、ハードロックからトランス、ユーロビートまでいろいろ聞いてみました。 …どれもなかなかうまいこと鳴ってくれて満足。 🙂
しかしひとつ問題がありました。
80年代(??) FM 音源ゲームミュージック
ならした瞬間、
昔、20年くらい前? PCの音楽環境なんか、もうしょぼくて、当然アナログ、モノラル、しょぼい内蔵スピーカの世界。 でも、そのPCから奏でられる音楽は性能の限界までつかった素晴らしいものが多かったのです。
いっしょうけんめい、うまくならそうと小学生だったぼくは、モノラルをステレオにするケーブルを半田ずけして、アンプにつないで大きいスピーカでならしたりしてうっとりしていました。
でもね、分かっていたんです。 PCのおまけみたいな、ノイズのりまくりのアナログ端子から出る音なんか限界がありました。 脳内補正して “良く” 聞いていた気がします。
そしていま、デジタル出力によるクリアな音質、よどみのないエミュレーション FM音源と、素直なモニタヘッドフォーンを手に入れ、20年前の音源が再びなったのです。
脳内補正は不要でした。 この音で鳴って欲しかったのです。 そうおもったら、泣けました。 技術者のみなさん、ありがとう。
音楽というのは不思議なものです。 聴いていた時期を呼び覚ます力があります。 美しい音色を聴きながら当時のことを思い出し、しばし浸ったひろまさでした。 🙂